昆布だし

昆布にも養殖昆布があります。しかも分からないように売られてます

北海道の昆布には養殖で作られた昆布もあります。

特に人気のある道南昆布・利尻昆布・羅臼昆布などの高級昆布は、養殖で盛んに作られていて、今では天然昆布より養殖昆布の方が多く作られています。

養殖昆布の育て方

天然の昆布は海底に横たわるように葉を伸ばします。海底は岩が多いので波で岩にこすられることもありますし、傷が付かないように昆布の表面はぬるぬるで守られています。

養殖の昆布はロープから垂れ下がった状態で成長します。垂れ下がるので海底にこすられることもなく、隣の昆布との間隔も人の手で調整されるので天然の昆布より葉が大きく育ちます。

そうした環境の違いから養殖の昆布は大きな葉で、表面に傷がなくキレイで立派な昆布に見えます。

しかし、だしを取ると味はどうしても天然に及びません。特に羅臼昆布に関しては天然と養殖の味の差が大きく出ます。

養殖昆布ってお店で見たことありますか?

高級だし昆布の道南昆布・利尻昆布・羅臼昆布などは昆布屋や百貨店でも多く扱われていますが、「養殖昆布」って書いて売っているのを見たことがありますか?

たぶんほとんどの方が見たことないと思っていますが、実は百貨店などで見る贈答用昆布の多くが養殖昆布なんです。

養殖昆布でも等級が下のものは、ほとんど加工用や業務用のだしとして消費されるので一般に目にすることはありませんが、等級の上の方になると値段が高くなるので業務用として使われません。

上級の養殖昆布は天然より見た目が大きく傷がなく立派なため、進物用として使われます。

もちろん、進物用のすべてが養殖昆布ではありません。天然昆布も進物用に使われます。

ただし、天然の昆布は養殖の昆布より仕入れ値が高いので、お店に並んだときに天然昆布は間違いなく『天然〇〇昆布』(天然羅臼昆布など)と書いて売りますが、養殖は『養殖』とは書かきません。

たんに「〇〇昆布」(羅臼昆布)としか書かずに売ります。

裏面の原材料欄にも表示義務がないので天然・養殖の記載はありません。

本当に天然羅臼昆布なら、仕入れ値が高い(売値も高い)ので販売店側はまちがいなく「天然」って書きます。

もし、商品に「天然」と書いていなければ養殖と思っていただいて、ほぼ間違いないでしょう。

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